エージー・コーポレーション/東京地裁から破産開始決定

2019年01月17日 15:00 / 経営

東京商工リサーチによるとエージー・コーポレーションは1月16日、東京地裁から破産開始決定を受けた。

負債総額は約11億6400万円(2018年3月期決算時点)。

サンドウィッチチェーン店「サブウェイ」のフランチャイズ(FC)店舗を首都圏を中心にピーク時約20店舗を展開していたほか、ステーキ店のFC店も手掛けていた。

近年はサブウェイ事業の不調に伴い、チーズケーキチェーン、牛タン専門店、猫カフェ等の新業態に相次いで参入。

2018年3月期には売上高約17億4900万円をあげたものの、新規出店や人件費等の増加による経費負担が重荷となり、厳しい経営が続いていた。

その間、不採算店の見直しを行い、2019年1月上旬までにサブウェイFC店を9店舗まで縮小するなど業況の改善を図ったものの、資金繰りが限界に達し今回の措置となった。

なお、同社の運営するサブウェイ計9店舗に関しては、16日午後時点で「全店一時休業の措置を取っている」(日本サブウェイ広報)という。

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