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マックスバリュ東海、マックスバリュ中部/合併で「愛知三河」出店強化

2019年04月12日 17:30 / 経営

マックスバリュ東海(以下:MV東海)とマックスバリュ中部(以下:MV中部)は9月1日、MV東海を存続会社、MV中部を消滅会社とする吸収合併を行い、経営を統合する。

新会社は、2026年度連結営業収益5000億円、営業利益200億円、営業利益率4%を目指す。

<MV東海の神尾啓治社長、MV中部の鈴木芳知社長>
MV東海の神尾啓治社長、MV中部の鈴木芳知社長

2019年2月期通期のMV東海の営業収益2277億円、営業利益49億円、MV中部の営業収益1785億円、営業利益31億円。

<経営統合で「愛知三河」出店強化>
経営統合で「愛知三河」出店強化
※出典:4月11日記者会見資料(以下同)

4月11日行われた経営統合に関する会見で、MV東海の神尾啓治社長は、「2026年350体制に向け、現在両社の店舗空白地域である愛知三河への出店を強化する。出店計画の6割はこの地域に投入する。地域ごとに需要を見極めて、ふさわしい業態で出店する」。

「組織を食文化の違いなどから4事業部に分け、地域密着で、何よりもお客様の利益を優先した店づくりを行う」と述べた。

<組織を食文化の違いなどから4事業部制に>
組織を食文化の違いなどから4事業部制に

本社は静岡県浜松市に置く。

重点エリア「静岡県中西部、愛知県東部」に近く、両社の展開エリアの中間地点で、営業、管理、移動面で効率的と判断した。

合併後の店舗数は2月末現在で227店(滋賀6店、三重47店、岐阜8店、愛知50店、静岡97店、山梨1店、神奈川18店)となっている。

また、マックスバリュブランドに集中するため、ディスカウントストア事業を両社ともにイオンビッグに移管する。

<より地域密着の店へ>
より地域密着の店へ

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