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楽天/デジタルマーケティング新会社「楽天スクリーム」設立

2020年02月05日 14:20 / 経営

楽天とSQREEM Technologies Pte. Ltd.(以下:SQREEM社)は2月3日、AIによる行動パターン分析を軸としたデジタルマーケティングソリューションを提供する新会社「楽天スクリーム」(以下「楽天スクリーム」)の営業を開始した。

<楽天スクリームのロゴ>
楽天スクリーム

楽天スクリームは、楽天と、AIをベースとしたマーケティングソリューションを提供するSQREEM社が同社の日本部門を通じて、共同で出資し設立した新会社となるもの。

新会社は今後、1億以上(2019年9月時点)の楽天会員に基づくデータ、SQREEM社の持つ行動パターン分析データを活用し、インターネット広告におけるメディアバイイング(広告枠の仕入れ)、消費行動の精緻な分析が可能となる様々なデジタルマーケティングソリューションを提供する。

複雑化した消費行動を明確に捉え、日本市場における広告パフォーマンスの改善を図っていく。

SQREEM社は、シンガポールをはじめとするアジア各国において、オンライン上のオープンデータなど、膨大かつ複雑で人間では分析不可能な人々の行動と文脈、ロジックを独自のAI技術と大量データの取得技術を組み合わせて収集・分析する「行動パターン分析プラットフォーム」を活用することで、個人の属性情報などに依存することのないマーケティングソリューションを提供している。

新会社は、SQREEM社のテクノロジーと楽天グループの消費行動分析データを組み合わせることで、今後日本市場において、より精度の高いデジタルマーケティングソリューションを提供する。

■楽天スクリーム(Rakuten SQREEM, Inc.)
所在地:東京都世田谷区玉川1-14-1
資本金:1億円
出資比率:楽天51%、SQREEM Technologies (Japan) Pte. Ltd. 49%
設立日:2019年10月25日
営業開始日:2020年2月3日
代表取締役社長:清水 竜元
事業内容:楽天会員に基づく消費行動分析データおよびSQREEM社の行動パターン分析、データを活用したデジタルマーケティングソリューションの開発・提供

■SQREEM社について
SQREEM社は独自のAI技術を利用してインターネット上のオープンデータを収集・解析しデータベース化する世界最大規模の「行動パターンデータアグリゲータ」。この技術を基に業界・業種を超えて様々な企業や政府機関にデータ解析のサービスを提供している。
https://sqreemtech.com/jp/

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