PPIH/前社長の知人の株不正取引疑惑報道でコメント発表
2020年10月30日 10:00 / 経営
PPIHは10月29日、同日、自社の前社長の知人が、2018年に株不正取引を行った嫌疑があり、前社長が取引に関与した疑いがあるという一部報道があり、コメントを発表した。
同社によると、証券取引等監視委員会の要請により現時点に至るまで公表は控えていたが、2019年11月にPPIHに対して監視委が調査を開始して以降、今日までその調査に全面的に協力してきたという。
前社長は、2019年9月25日付けで取締役を退任し、グループの全役職を辞任することにより、グループ全ての役職から離れており、以降PPIHとの関係はない。PPIHは、監視委からの調査を受けて初めて嫌疑について知ったという。
同社は、「嫌疑は前社長個人とその知人に対する嫌疑であり、PPIH、PPIHに現在在籍する役職員や元役職員の嫌疑への関与は一切ない。関係各位に対して迷惑と心配をかけたことをPPIHとして大変遺憾に思う」とコメントしている。
今後も監視委による調査に全面的に協力し、その進展を見守り、PPIHが開示すべき事実が判明した場合は、速やかに知らせるという。
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