H2O/11月から5カ月間、役員報酬減額を継続
2020年11月02日 13:30 / 経営
エイチ・ツー・オー リテイリングは10月30日、役員報酬の減額を継続すると発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、グループの業績は多大な影響を受け、今後も引き続き厳しい状況が継続することに対応したもの。
H2Oと連結子会社である阪急阪神百貨店において、4月から一部役員について報酬の減額を行っている。2020年度の業績予想では営業損失100億円となる見込み。また、配当を減配することを重く受け止め、追加で役員報酬の減額を行う。
11月から5か月間、H2Oでは、取締役社長は報酬月額の20%、役付取締役は報酬月額の10%、取締役(非常勤)は報酬月額の5%、役付執行役員は報酬月額の5%を減額する。また、役付取締役に対する2020年度の賞与は支給しない。
加えて、監査等委員会から、監査等委員である取締役についても、報酬月額の5%を5カ月間減額する旨の申し入れを受けた。
阪急阪神百貨店では、取締役会長は報酬月額の20%、取締役社長は報酬月額の10%、取締役役付執行役員は報酬月額の10%、取締役(非常勤)は報酬月額の5%、役付執行役員は報酬月額の5%を減額する。
H2Oと同様に、役付取締役、取締役役付執行役員に対する2020年度の賞与は支給しない。
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