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日本コカ・コーラ/東京都渋谷区の新本社ビルへ移転

2016年07月25日 16:00 / 経営

日本コカ・コーラは7月25日、東京都渋谷区に完成した本社ビルに移転し、同日より業務を開始した、と発表した。

<日本コカ・コーラ新本社ビル>
日本コカ・コーラ新本社ビル

日本コカ・コーラは、1970年より同地を本社拠点として事業を展開。2013年12月より旧社屋の建て替え工事のため港区六本木「アークヒルズ サウスタワー」に仮移転していたが、このたび新社屋建設工事が完了したことから、再び本社機能を渋谷区に移し業務を再開することとなった。

新社屋のデザインには、「コカ・コーラ」のコンツアーボトル(グラスボトル)の独特のカーブを象徴するリッピンコットリボンと、ジョージア・グリーンのガラス(ザ コカ・コーラ カンパニーのあるジョージア州の森にちなんで名づけられた緑色のかかったガラス)を全面的に採用。

屋上にはコンツアーボトル型デッキスペースを設けたほか、内装にもコンツアーボトルやクラウン(王冠)を随所に使用し、従業員のブランドロイヤルティやモチベーションを高めていく。

<屋上コンツアーボトル型デッキスペース>
屋上コンツアーボトル型デッキスペース

従業員同士のアイコンタクトを増やすため、オフィスフロアは柱や仕切りを極力なくしたオープンプラン設計としている。

また、各オフィスフロアをひとつの空間としてつなぐ「コミュニケーションステップ」(吹き抜け型の階段)を設けるなど、従業員のコミュニケーションと歩行を促進する工夫も施している。

従業員専用のカフェテリア「コカ・コーラ カフェ」では、昼食だけでなく朝食も提供し、オフィスの設計と食事の両面から従業員の健康とパフォーマンス向上をサポートする。

コカ・コーラシステムの推進する「ウォーターニュートラリティー」の考えに基づき、節水型器具の設置や雨水の再利用により、水道水使用量の削減を計画するほか、LED照明や高効率の空調機器を採用することで、使用エネルギー量やCO2の排出量を低減。

カフェテリアの床材には、WWFの定めるFSC認証制度で認証された木材を使用している。

<正面エントランス>
正面エントランス

■日本コカ・コーラ 本社ビル 概要
住所:東京都渋谷区渋谷4-6-3
フロア数:地上7階、地下1階(最高の高さ36.22m)
延床面積:1万2103.93平方m(3661.4坪)
勤務者数:約600名(関連会社社員、常駐スタッフなど含む)

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