流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





資生堂/ユニ・チャーム、ライオンと小売店の店頭メンテナンスなど協業開始

2016年10月03日 15:00 / 経営

資生堂は10月3日、ユニ・チャーム、ライオンと小売店の店頭メンテナンス、売り場づくり、売り場に関するデータ分析などについての協業を開始する、と発表した。

今回の協業開始に際し、資生堂連結子会社で小売店での店頭メンテナンスを行うジャパンリテールイノベーションの株式について、その一部をユニ・チャーム、ライオンに譲渡する。

株式譲渡後の持ち株比率は、資生堂が60%、ユニ・チャームが20%、ライオンが20%。

主力カテゴリーの異なる3社が協業することで、活動の効率化やカテゴリー補完の観点から一層各社の強みとシナジーを発揮できると考え、今回の協業開始となった。

今後、3社の取り扱うカテゴリーの商品陳列・店頭メンテナンス業務を順次拡大し、3社それぞれが保有する店頭・売場に関する知見の共有を進める。

3社とジャパンリテールイノベーションが持つノウハウを活用したスタッフが、各社の商品を同時に陳列・メンテナンス作業することで、効率的な店頭メンテナンスを推進。

異なるカテゴリーの商品を関連付けた売り場の提案を通じて、生活者のライフスタイルに密着したプロモーションの実現や、同一カテゴリー商品を共同で陳列してアイキャッチ効果を高めるなど、関連陳列による消費を喚起する売り場を提案していく。

店頭で得られた売り場に関するデータを、商品カテゴリーを超えて分析することで、生活者のライフスタイルや購買行動、商品選択についての幅広い知見の獲得を目指す。

■ジャパンリテールイノベーション 概要
所在地:東京都中央区銀座7-5-5
代表取締役社長:檜山敦
事業内容:小売店での店頭メンテナンス等
資本金:1億円
設立年月日:2013年7月1日
決算期:12月

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧