資生堂/自然派ブランド「草花木果」をスクロールに譲渡
2017年05月31日 10:50 / 経営
資生堂は5月31日、連結子会社のキナリの株式および関連資産をスクロールに譲渡する、と発表した。
資生堂グループは、中長期戦略「VISION 2020」の実現に向け、ブランドポートフォリオを見直し、グループ内の全ブランドのポジショニングや育成方針を検討している。個々のブランド力を強化するために経営資源の投下先を絞り込む中で、今回、通信販売を中心に展開する自然派ブランド「草花木果」を有するキナリの株式および「草花木果」に関連する資産を譲渡することとした。
譲渡先であるスクロールは、インターネットやカタログを通じた通信販売事業を展開し、独自の会員組織や販路、インフラに強みを有しており、近年は特に、健康食品や化粧品などのヘルス&ビューティー事業を強化している。
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