伊藤忠/米ドールの事業買収完了、新会社の概要発表
2013年04月02日 14:08 / 経営
伊藤忠商事は4月2日、米青果物大手「ドール・フード・カンパニー」から、アジアにおける青果物事業とグローバル展開する加工食品事業を取得する手続きを完了したと発表した。
両社は2012年9月に、これらの事業をめぐって株式譲渡契約を締結。4月1日が取引実行日だった。
伊藤忠は、2012年10月に設立した「ドール・インターナショナル・ホールディングス」を通じ、総額16億8500万ドルで、両事業を取得した。
伊藤忠は同日、買収完了にあわせ、ドール・インターナショナルなどの新会社の概要を発表した。
ドール・インターナショナルは、伊藤忠の100%子会社だが、さらに、ドール・インターナショナルの100%子会社として「DPFホールディングス」を2012年11月に、「ドール・アジア・ホールディングス」を2012年10月に設立。
事業取得のほか、機動的な経営判断や事業管理をすることが目的。
■新会社の概要
会社名:Dole International Holdings
所在地:東京都千代田区三番町6-2
設立年月日:2012年10月23日
主な事業内容:対象事業への投資
資本金:3.425億ドル(約323億円)
株主構成:伊藤忠商事 100%
会社名:DPF Holdings, Inc.
所在地:1209 Orange Street, Wilmington, Delaware 19801 U.S.A
設立年月日:2012年11月27日
主な事業内容:対象事業への投資および対象事業の管理
資本金:2.9億ドル
株主構成:Dole International Holdings 100%
会社名:Dole Asia Holdings Pte Ltd.
所在地:One Raffles Quay #37-01, Singapore 048583
設立年月日:2012年10月4日
主な事業内容:対象事業への投資および対象事業の管理
資本金:10.14億ドル
株主構成:Dole International Holdings 100%
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