出前館、Uber、楽天など13社/日本フードデリバリーサービス協会を設立
2021年03月03日 13:05 / 経営
出前館、Uber Eats Japan、menu、ライドオンエクスプレスホールディングス、楽天を中心とした、フードデリバリーサービスを提供する13社は3月3日、新たに一般社団法人日本フードデリバリーサービス協会(JaFDA)を設立したと発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、中食需要の拡大とともに、フードデリバリーサービス業界が急激に伸長し、社会におけるインフラの一つとなりつつある。一方で、急速な拡大に対する業界整備が行き届かず、交通トラブルを含め、配送におけさまざま々な課題が顕在化している。
事業者として、安心・安全にフードデリバリーサービスを利用できる環境を整備、提供することで、今後のサービス利用者の増加と業界発展を実現する。
「JaFDA」ではフードデリバリーサービス業界の諸課題において、業界に関わる事業会社全体で取り組むことで、利用者に安心・安全にサービスを利用してもらう環境を事業者間で連携して整備し、サービス水準の確保と信頼性向上を目指す。
協会として、配達時における交通ルール違反、交通トラブルの削減に取り組む。各事業者が今まで取り組んできた施策などを元に、包括的な交通ルール順守の啓発に向けたコンテンツなどの検討を進め、整備することにより、配達員の交通ルール順守の水準を高める。
また、配達におけるサービス向上と商品の安全・衛生管理を強化する。配達におけるトラブルを防止するための有効な施策の検討、補償の在り方を含めた基本的な業界指針を定めることなどにより、利用者に安心してサービスを利用してもらえるよう努める。
さらに、配達員・パートナーとの適切な関係性の構築を目指す。業界においては、多様な雇用形態が求めらている一方、それぞれの雇用形態における課題もあり、それらを整備して、配達員が安心して、それぞれのワークスタイルで働くことができる環境を整えるという。
■日本フードデリバリーサービス協会
https://www.jafda.or.jp/
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