ココカラファイン/自社管理栄養士による従業員の特定保健指導を開始
2021年03月08日 11:00 / 経営
ココカラファインは3月10日、自社管理栄養士による従業員の特定保健指導を開始する。
同社は、2019年より3年連続で健康経営優良法人の認定を受けており、全従業員とその家族が活き活きと働き続けられる環境づくりの一環として、疾病予防や早期治療に様々な形で投資する取り組みを進めてきた。
今回、健康経営の取り組みのひとつとして、従業員の疾病予防・治療に向け、自社の管理栄養士による特定保健指導を導入する。
特定保健指導は、40~74歳を対象に行うメタボリックシンドロームに着目した健康診断(特定健診)の結果、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善により生活習慣病の予防効果が高く期待できる人に対して、管理栄養士などの専門家が食事や運動などの生活習慣を指導するもの。
ココカラファインでは、自社の管理栄養士が対応するため、特定保健指導受診後も含め、希望する対象者に支援を続けるなど、継続的な取り組みが可能。今後は、従業員の家族(被扶養者)への実施も視野に入れ、活動を進めていく。
現在、全ての健康保険組合・国民健康保険組合などの保険者に対して、特定保健指導の実施が義務付けられているが、2018年度の実施率は23.2%と、国の目標である45%(2023年度)からは大きな乖離があり、実施率の向上が課題となっている。
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