ワタミ/タイミーと業務提携、スキマバイトによるサブウェイ店舗営業モデル導入
2025年04月11日 14:50 / 店舗
ワタミの子会社であるWATAMI FAST CASUALとタイミーは4月10日、スキマバイトサービス「タイミー」を活用した新たな店舗運営に関する業務提携を発表した。
<発表時の様子>
ワタミの外食産業における豊富な知見と、タイミーが所有するスキマバイト人材の活用・育成ノウハウを掛け合わせ、外食業界での持続可能な人材戦略と事業成長の両立を目指す。大手外食チェーン初となる「フルタイミー」での店舗運営モデルをサブウェイで構築していく。
<店舗運営モデルのイメージ>
「フルタイミー」とは、店長・社員と従業員の全員を、現場リーダーとしてタイミーで正社員採用されたタイミー社員やタイミーワーカーによって構成する店舗運営モデルを指す。
「フルタイミー」であるパターンA、「従業員全員タイミーワーカー」のパターンBに加え、タイミーワーカーからアルバイト(ワタミグループの従業員)として、ワタミグループに長期採用される人が増えていくモデル(パターンC)にも取り組んでいく。
その最初の取り組みとして、4月10日にオープンした新生サブウェイの旗艦店「サブウェイ ヨコハマベイサイド本店」(横浜市中区)では、店長・社員以外の全従業員をタイミーワーカーで営業する(パターンB)。
同店をモデル店舗とし、サブウェイ未経験ワーカーへの研修制度の導入や、店舗勤務を通じたサブウェイ経験者の育成をはじめ、それぞれのスキルや経験を活かしてワーカーが活躍できる機会の創出を目指す。
現場リーダーとしてタイミーで正社員採用されたタイミー社員やタイミーワーカーによる「フルタイミー」(パターンA)での店舗営業は、4月24日オープン予定の「サブウェイ 新宿小田急ハルク店」(東京都新宿区)にて開始する。
<事業イメージ>
これらの取り組みを通じて、サブウェイ経験者ワーカーによる関係従業員を増やしネットワークを形成することで、店舗横断による人材確保を通じたシフト構築の実現も目指す。
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