国分/マイプロダクトと山梨県峡南地域の「食」起点にした地方創生を支援
2021年08月16日 11:30 / 経営
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国分グループは8月16日、スタートアップのマイプロダクトと協業し、山梨県峡南地域(富士川流域エリア)で、食を起点にした地方創生の支援を行うと発表した。
<国分とマイプロダクトが手を組み地方創生を支援>
具体的には、マイプロダクトが企画運営する食の産業観光プラットフォーム「クラフトリップ」で展開する山梨県富士川町に国分社員を派遣。国分が運営する購入型クラウドファンディングサイト「食と酒の未来勘所」で、事業者とともにプロジェクトを起案し、商品を販売することで地方創生を支援する。
プロジェクトは、萬屋醸造店(山梨県富士川町)と行う「山梨の地酒蔵元が醸す『春鶯囀(しゅんのうてん)』の新たなる挑戦」や忍沢養殖場(山梨県富士川町)と行う「山梨県富士川町の魅力を発信。こだわりの『富士の介』を育てる忍沢養殖場」を実施する。
<「山梨の地酒蔵元が醸す『春鶯囀(しゅんのうてん)』の新たなる挑戦」の案内>
萬屋醸造店とのプロジェクトでは、萬屋醸造店が初めて発売する純米大吟醸酒や、富士川町で栽培された「玉栄」を100%使った特別純米酒を紹介する。
<「無添加ゆずジャム」を使ったカクテル「アマロ・アモーレ(苦い恋)」(左)と、もちづき農園の「すもも貴陽ジュース」を使用のカクテル「富士川サンセット」>
また、富士川町の特産品のゆずジャムを使ったカクテル「アマロ・アモーレ(苦い恋)」や、すももジュースを使用のカクテル「富士川サンセット」といった日本酒カクテルのメニュー提案などを実施。プロジェクトを通じてコロナ禍で伸び悩む日本酒の販売応援や、新たな日本酒ユーザー獲得を目指す。プロジェクトの公開期間は、8月16日~9月30日までとなる。
<「山梨県富士川町の魅力を発信。こだわりの『富士の介』を育てる忍沢養殖場」の案内>
一方、忍沢養殖場とのプロジェクトは、山梨県水産技術センターが開発した、山梨県のオリジナル魚「富士の介」で、家庭でも食べられるように開発中の新商品「ZUKE(漬け)シリーズ」の先行販売や、プロジェクト限定商品の販売を行う。
<試作中の「ZUKE(漬け)シリーズ」の仮パッケージ(左)と商品を使ったアレンジレシピ>
加えて、コロナ終息時の富士川町への誘客を目指し、町の魅力を発信する。プロジェクトは8月16日~9月30日の期間で公開する。
国分はマイプロダクトと地域に根差す魅力的な食品や体験プランを販売する実証実験を行っており、今回の取り組みは第2弾となる。
■食と酒の未来勘所
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