三越伊勢丹/NDCとD2C企業向けソリューション提供の協業プロジェクト開始
2022年01月11日 13:40 / 経営
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三越伊勢丹は1月11日、同社のビジネスソリューション(BS)事業部が、デザイン制作会社の日本デザインセンター(NDC)と協業し、ビジネス構想力とデザイン・企画力の融合と高度化を通じて企業の課題解決するプロジェクト事業「GOOD MIND PROJECT(グッドマインドプロジェクト)」を展開すると発表した。
<「GOOD MIND PROJECT」での三越伊勢丹とNDCの役割と仕組み>
百貨店事業のほかに、建装、物流、人材サービス、情報システム、旅行、金融などのグループネットワークを持つ三越伊勢丹のBS事業部と、アートディレクター、ウェブデザイナー、プランナー、コピーライター、フォトグラファー、映像ディレクターなどのクリエイターが所属するNDCの強みを生かし、百貨店のリソース(グループネットワーク、販売ノウハウ、販路など)とデザインの力を掛け合わせ、売る場を持たないD2C(ダイレクト・ツー・コンシューマー)の企業に対し、共創型ソリューションを提供し、持続可能なビジネス展開を手助けする。
<ビジネススキームの例>
実際のビジネススキームでは、パートナー企業との契約で、レベニューシェア(収益分配)や、利益を分配する「プロフィットシェア」と呼ばれる手法を採用することで、従来の発注者と受注者の関係とは異なるフラットな協業を目指す。
<「QG DISH」の立ち上げに参画(イメージ)>
具体的な取り組みでは、ギグワークスと共に、2022年3月中旬オープン予定のフードデリバリーサービス「QG DISH(キュージィ ディッシュ)」で、事業構想からブランディング、運営までに参画。三越伊勢丹のグループネットワークを使ったビジネス構想力とNDCのデザイン力を活用し、提携店の契約、ブランディング、ウェブサイト、デリバリーカー、ユニホームのプロデュース、スタッフの教育などを行っている。
今後は、防災用品メーカーと日常生活に浸透する防災グッズの開発、住宅のリノベーションや廃材のアップサイクルと連動した新しいライフスタイルの提案、100年以上の歴史と高い技術を持つ家具工場のブランド化の推進、フードロス対策や生産者支援につながる取り組みなどのプロジェクトを予定。幅広くさまざまな分野の企業と協業していくとしている。
■GOOD MIND PROJECT
https://www.imhds.co.jp/biz-solution/goodmindproject
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