100円ショップ/市場規模1兆円へ、1人当たりの購買額は月600円
2022年04月04日 16:00 / 経営
- 関連キーワード
- 100円ショップ
帝国データバンクは4月2日、「100円ショップ」業界動向調査を発表した。
<100円ショップの市場規模は1兆円へ>
※出典:帝国データバンクホームページ(以下同)
同調査によると、大手5社(ダイソー、セリア、キャンドゥ、ワッツ、音通)を中心とした国内100円ショップ市場(事業者売上高ベース)は、2021年度は前年から約500億円増加の9500億円(5.8%増)と1兆円目前の見込み。
店舗数は、コロナ前の2019年度末時点で7687店だったのに対し、2022年2月末時点では約8400店(6.4%増)と、2年間で約800店舗増加した。帝国データでは「各社とも年間100店超の新規出店を続けており、早ければ2025年度にも1万店を突破するとみられる」としている。
■1人当たりの購買額は月600円
100円ショップの1人当たり購買額を推定すると、2021年度(1月まで)は平均で月間635円と推計され、前年を35円上回った。10年前の2011年度は390円だったものの、2012年度に400円、その5年後となる2017年度には500円を突破。さらにその3年後には600円を上回り、10年で1.6倍に増加した。
積極的な店舗展開や販売チャネルの多様化で消費者の利用機会が増えているほか、帝国データは「アウトドア用品など日用雑貨以外の商品ラインアップが拡充されたことで顧客層が広がったこと、150~200円などミドルプライスの購入が増えているなど客単価の上昇も追い風となっている」と分析している。
■問い合わせ先
帝国データバンク 東京支社
情報統括部 情報統括課
TEL:03-5919-9343
E-mail:tdb_jyoho@mail.tdb.co.jp
経営 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- 04月26日
-
- 東急ストア/3月の売上高172億円、既存店3.1%増
- 04月26日
-
- 鼻炎用薬/1月~3月1位は久光製薬「アレグラFX」
- 04月26日