ジンズ/総出荷回数を減少、SCM効率化で年間約15%CO2削減
2022年04月06日 13:20 / 経営
ジンズは4月6日、サプライチェーンマネジメントの効率化と環境への配慮を目的に、国内2カ所の物流拠点から全国のJINS店舗への商品流通体制を改善すると発表した。
4月7日より、売上規模に応じて店舗への商品出荷頻度と出荷量を調整することで、配送による二酸化炭素排出量の年間約15%削減(ジンズ調べ、2019年度の配送に係る二酸化炭素排出量をもとに試算)が見込まれるとともに、従業員の作業工数削減やマネジメントの効率化を目指す。
同社は、事業拡大に伴うBCP(事業継続計画、Business Continuity Plan)対策や環境対策を目的に、2021年9月より稼働を開始した大阪倉庫を含む、2カ所の物流拠点から全国のJINS店舗(451店舗、2022年3月末時点)へ商品を配送している。
また、2022年2月からはAIを活用した未来予測型経営システムの本格運用も開始し、需給コントロール改革に取り組んでいる。
これまで、店舗での欠品リスク回避の観点から、全体の約8割の店舗に対して毎日物流拠点から出荷を行っていた。
しかし、売上規模が小さい店舗であっても新店であれば毎日自動的に出荷が行われるなど、店舗によっては入荷頻度が高くなりすぎているなどの課題があった。物流の2拠点化や需給コントロール改革とあわせて、この課題を解決すべく各店舗への流通体制の改善に着手する。
今回の改善では店舗の売上規模ごとに商品出荷頻度と出荷量を見直し、店舗で欠品を起こさずに全体の出荷回数を削減できるよう最適化。商品出荷回数が約35%減となることで、年間約15%のCO2削減につながるという。
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