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モノタロウ/日本IBMの受発注プラットフォームで在庫引当機能を高度化

2022年04月06日 13:10 / IT・システム

MonotaRO(以下:モノタロウ)は4月5日、日本アイ・ビー・エムの受発注プラットフォーム「IBM Sterling Order Management」を活用してオーダー管理システムにおける在庫引当機能を高度化し、3月中旬から本格的に稼働を開始したと発表した。

<モノタロウが日本IBMの受発注プラットフォーム導入>
モノタロウが日本IBMの受発注プラットフォーム導入

「IBM Sterling Order Management」は、受注から在庫引当、ステータス管理、納期情報提供、返品処理、コールセンター機能まで、包括的に提供するフルフィルメント・プラットフォーム。グローバルではオムニチャネル・プラットフォームを構築する際のフルフィルメントを担うソリューションとして欠かせない製品として、ERPシステムなど既存のオーダー管理システムと連携する事例が数多くあるという。

同システムを導入することで、モノタロウは自社だけでなく、サプライヤーの在庫情報を統合していく体制を整えた。納期を順守しながら入荷、入庫、配送にかかるコストを「最適化するルール」を設定して、在庫引当が可能となる。

顧客へ商品を届ける時間の短縮ができることに加え、配送の最適化により大幅なコスト削減が実現できるようになる。クラウド・プラットフォームを利用することで業務量の変化にも柔軟に対応できるようになった。

また、オペレーションの負荷平準化と荷別れ抑制機能の拡充を通じ、さまざまな出荷指示に柔軟に対応でき、あわせて配送・物流関連のコストを抑制する。

さらに多様で複雑化する顧客ニーズにタイムリーに対応していくため、モノタロウでは、商品点数を拡大しながら、より効率的にECサイトを運用していけるよう、サプライチェーンの高度化に取り組んでいく。

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