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H2O/地域とともに実現する食品廃棄ゼロエリアプロジェクト開始

2022年07月01日 10:45 / 経営

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エイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)は7月から、兵庫県川西市において「地域とともに実現する食品廃棄ゼロエリアプロジェクト」を始動する。兵庫県川西市、大手前大学、大阪公立大学、ディスコント、DeepPeopleなどの産官学にわたるパートナーとともに、グループの小売店舗(川西阪急、イズミヤ多田店等)を中心拠点として、食品廃棄物の削減に取り取り組む。

イズミヤ多田店から排出される食品廃棄物の排出ゼロに向けて、アップサイクル商品の開発や、食品廃棄物を利用した堆肥からできた農産物の販売を通じて、食品廃棄ゼロループの構築を図る。また、食品廃棄物の問題に関心を持ち、プロジェクトへの共感者を一人でも多く生み出すことを目指して、地域の取り組みの情報発信や、川西阪急でのイベントの実施、地域の子どもたちが参加する「食品ロス0アイデアコンテスト」の実施を計画している。プロジェクト実施にあたっては、産官学のさまざまなパートナーがそれぞれの知見を持ち寄り、食品廃棄物の削減に取り組む。

<各社の役割>
各社の役割

プロジェクトは、5月31日に、環境省による公募「令和4年度 地方公共団体及び事業者による食品廃棄ゼロエリア創出の推進モデル事業等」における食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業に採択されている。グループの店舗から排出される食品廃棄物の削減のみでなく、地域の住民や子どもたちを巻き込むことにより地域全体の食品廃棄物削減への機運を高めることを目指しており、環境省からも、事業の新規性・先進性について特に高い評価を得た。

食と地域の環境が交わる食品廃棄物の問題は、地域社会のあらゆる人が関わることのできる領域でもある。グループは、プロジェクトのパートナーとともに、地域の事業者や生活者が、みんなで考え、みんなで楽しみながら、食品廃棄物の削減に取り組めるような基盤づくりを行うという。

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