値上げ対策/「食費を抑える」トップ、献立・予算決めて購入が増加
2022年08月10日 16:20 / 経営
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ベネッセコーポレーションは8月10日、同社が発行する生活情報誌「サンキュ!」の値上げラッシュに対する各家庭での対策法の調査結果を発表した。
20~50代の既婚女性222人に調査を実施。調査によると、普段の生活で物価高を感じている人は約90%となった。また買い控え、節約を心がけているものとして食費が60.6%と最も多くあげられた。
節約対象はそのほか、電気ガス水道費(32.5%)、外食代(31.5%)などとなっている。
食費をおさえるため工夫していることをきくと、買い物時間や時期をずらす、安売り店に行くなど時間をかけるより、ポイントカード・クーポンを利用、いつものスーパーで、より安いものを買う、献立を立てて計画的に買うことがあげられた。
また、買い物前に献立を立てている家庭が37.8%となった。2021年調査では、献立を立てている家庭は27%だったことから1年で約10ポイントも増加しているという。
毎月、食費の予算を立てている家庭は53.6%だった。
献立を立てることで、食費の節約効果を感じる人は約9割。調査では、食費の予算と献立を立てている家庭が最も食費が安くなるという結果となった。
予算と献立を立てない家庭と比べると、その差は月約1万2000円(子ども2人の4人家族で算出)と大きな差がでている。
■調査概要
調査名:サンキュ!家庭調査レポート値上げ対策編
実施時期:2022年5月20~25日、2022年7月5~10日
調査対象:20~50代既婚女性(サンキュ!モニター)222人
調査手法:インターネット
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