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クックパッド/生鮮宅配ボックス「マートステーション」設置1000カ所突破

2023年02月13日 12:40 / 経営

クックパッドは2月13日、同社が一都三県で展開する生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り用の生鮮宅配ボックス「マートステーション」の設置数が、サービス開始から約4年で1000カ所を突破したと発表した。

<「マートステーション」1000カ所を突破>
マートステーション

クックパッドマートは2018年9月にサービス開始。生産者、市場の仲卸、専門店など多様な食のつくり手が出店しており、1万2000種以上の食品が出品されている。

ユーザーはアプリで注文し、マンションやコンビニに設置された「マートステーション」で一品から送料無料で新鮮な食品を受け取ることができる。

マートステーションは、2019年にマンション共用部への設置を開始した。現在の設置数は、2022年12月末時点で昨年対比約60%増となっている。主な設置場所は、マンション(30%)、コンビニエンスストア(25%)、コインランドリー(18%)が上位を占めている。

<開始からマートステーション設置数が60%増>
マートステーション設置数が60%増

設置エリアは東京都が60%以上で、市区町村別では大型マンションが多い東京都江東区が最多。マンションはアプリで設置リクエストを送ることができるため、ユーザーからのリクエストにより設置につながるケースと、マンションオーナー側の意向で物件の価値向上のために設置されるケースがあるという。

2023年1月にユーザーを対象に行った調査(有効回答数:1021)では、ユーザーの多くは30〜50代で、配偶者・パートナー、子どもと同居している。就業状況を尋ねた質問では、80%以上が有職者であると回答したことから、クックパッドマートは、実際に核家族の共働き子育て世帯を中心に活用されていると同社では分析している。

<核家族の共働き子育て世帯の利用が多い>
核家族の共働き子育て世帯の利用が多い

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