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宅配ピザチェーン「シカゴピザ」／破産手続きを弁護士に一任、負債総額15億円

2023年03月14日 10:00 ／ 経営

東京商工リサーチによると、シカゴピザ（大阪府茨木市）は3月14日、事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任した。負債総額は債権者約200名に対して約15億円。

＜シカゴピザのホームページ＞
シカゴピザのホームページ

同社は、1986年10月、東京都渋谷区でピザデリバリーショップの1号店をオープンし事業を開始。宅配ピザチェーン「シカゴピザ」を主力に、2011年から新業態として和食宅配「どんぶり名人」も手掛けていた。また、その後も「麺や逸杯」「天かつ庵」「匠屋」など複数のブランドで宅配飲食事業を打ち出し、積極的な展開を図っていた。

しかし、2018年頃から同業他社との競争が激化し、業績は下降の一途をたどっていた。さらに、近時は人件費負担も重く、2022年9月期は赤字を計上するなど採算性も悪化。業況改善の兆しもないことから、今回の措置となった。

■シカゴピザ
https://www.chicago-pizza.com/

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