京急／川崎市の八丁畷駅前に地域交流拠点「Park Line 870」開設

2023年03月14日 17:41 ／経営

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京浜急行電鉄と神奈川大学および川崎市は4月1日、3者共同で、京急線「八丁畷（はっちょうなわて）駅」（川崎市川崎区）前に地域交流拠点「Park Line 870」（パークラインはっちょう）を開設する。

＜「Park Line 870」イメージ＞

2018年6月に3者が締結した「まちづくり推進に係る協定」に基づく産学官連携事業として開設するもの。同協定では、鉄道・駅を中心としたまちの活性化および将来ビジョンの形成に寄与することを目的にしており、今回、3者に加え地域事業者などと連携しながら、地域イベントスペース、フードトラック、モビリティステーションなどを運営する。

施設名は、道路を公園のように活用する取り組み「Park Line」と、「八丁畷」の駅名の由来である「八丁（870メートル）の畷道（田の間の道）」から命名したもので、地域が持つ歴史を尊重しながら、新たなまちづくりの拠点としての活用を目指す。

さらに、開設同日には、同施設を活用した第1弾地域イベント「春の盛り盛り親子フェスタ」を開催。同イベントでは、春休みの週末を親子で楽しみ、子ども達が販売体験から学びを創出する体験型マルシェを行うほか、ハンドメイドブースや川崎区内のイベント紹介などを実施する。

なお、京急電鉄では、本施設の開業に合わせ京急沿線エリアマネジメント構想「COCOON（コクーン）プロジェクト」第4弾として、エリアマネジメント活動「川崎COCOON」を開始するほか、今後、地域情報／MaaSサイト「川崎COCOON」を開設する予定だ。

3者は今後、連携して川崎市京急沿線エリアでのエリアマネジメント活動に取り組むと同時に、京急川崎駅周辺エリア、京急大師線沿線エリアなどに活動の拡大を予定している。

■Park Line 870
所在地：神奈川県川崎市川崎区池田1－16（京急線八丁畷駅徒歩1分）
面積：176.73m2
展開施設：地域イベントスペース（11時～20時）、フードトラック（11時～20時、7～9月のみ金・土11時～21時）、駅前モビリティステーション、みんなの掲示板