流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





トレッサ横浜/2022年度売上高277億円、来場者数1475万人で過去最高記録

2023年04月17日 12:40 / 経営

トヨタオートモールクリエイトは4月17日、同社の運営する「トレッサ横浜」(横浜市港北区)の2022年度来場者数が1475万人(前年比4%増)、全館売上が277億9800万円(3%増)で、来場者数・売上高ともに過去最高記録を達成したことを発表した。

<改装後のフードコート>

同施設では、2023年3月に開業15周年を迎えるにあたり、「今まで以上に行きつけのお店」をテーマにリニューアルを進めてきた。2022年9月「スタジオアリス」の新規オープンを皮切りに、10月には「ABC-MART」が「ABC-MART GRAND STAGE」「Charlotte」を加えて増床リニューアル。2023年3月には「ワークマンプラス」が「ワークマンシューズ」を併設して拡大し、フードコートには「肉問屋肉丸商店」がオープン、客席の改装も行っている。

既存店についても、リニューアル前の売尽しセール、オープニングセール、トレッサ来店ポイントが獲得できる「特別とれおんスポット」設置などの施策により、売上は好調となった。地域と連携した恒例のイベントである夏祭りや盆踊りなども徐々に再開。トレッサ横浜ならではのイベントとしては、トヨタ自動車の次世代モビリティ「C+walk T」の体験会や、期日前投票所を開設し投票した顧客にお得な特典を提供する「選挙割」を実施した。

さまざまな取組の結果、年度累計で過去最高の来場・売上記録を達成。ゴールデンウイークを控えた4月28日には、15周年リニューアルグランドオープンとして南棟1階にスイーツの名店がそろう食物販ゾーン「ソレイユマルシェ」、青果専門店の「フレッシュダイトー」、ライフスタイルショップの「ラコレ」、ビーズソファの「ヨギボーストア」、靴下・インナーの「チュチュアンナ」と、顧客からのニーズの多かった店舗が続々とオープンする。

もう一つのショッピングセンターである「カラフルタウン岐阜」(岐阜市柳津町)では、来場者数848万人(1%増)で歴代2位、全館売上171億6000万円(1%増)で前年度越えとなった。

コロナ禍ではあるものの緩やかに日常が回復したことや、2021年度に実施したリニューアル効果の継続もあり、売上は好調に推移。今年度は地域の顧客ニーズに応えるべく、着物や和雑貨の「BANKAN」、「ドコモショップ」、1階レストランストリートに「マクドナルド」、エミノワエリアには観葉植物や園芸資材の「WESTGATE18」が新規オープンした。

■トレッサ横浜の関連記事
トレッサ横浜/2018年度売上274億円、過去最高を更新

関連記事

経営 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧