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セブンイレブン/脱炭素化に向けた事業モデル検討、都内で実証実験

2023年04月21日 15:47 / 経営

セブン&アイ・ホールディングスは4月21日、CO2排出量削減の取り組みとして、食品メーカーおよび物流業者などと連携した事業スキーム「再生可能エネルギーの利活用における小売業サプライチェーン脱炭素化循環モデル事業」を構築し、実証実験を開始することを発表した。

<事業モデルのイメージ>

サプライチェーン全体で、脱炭素化をより加速させる事業モデルを検討するというもの。都内のセブン&アイグループ店舗および取引先の食品工場、物流センターを拠点としたEVトラックの実証、太陽光発電、バイオガス発電などの「再生可能エネルギー」の利活用によるエネルギーマネジメントの実証を行う。

同グループでは、グループの店舗運営に伴うCO2排出量削減を進めており、グループを取り巻くサプライチェーンでも各社ごとの取り組みを推進。脱炭素社会の実現にあたり、サプライチェーンが一体となった取り組みが重要であるとの認識のもと、製造・配送・販売が協働するCO2排出量削減のスキームを今回初めて構築した。

今回の実証は、東京都および(公財)東京都環境公社が実施する「新エネルギーの推進に係る技術開発支援事業」に採択され、2者の支援を受けることで可能となった。都内を中心とした検証から、今後の全国拡大を視野に入れたスキーム構築に取り組んでいく。

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