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イオン/関東の約200店舗で「新GGNラベル」付き商品を展開

2023年04月26日 14:30 / 経営

イオンは4月26日、責任ある農業を可視化するクロスカテゴリの認証である「新GGNラベル」付きの商品を展開開始した。

<「新GGNラベル」付き商品を展開>

販売店舗は、関東圏の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約200店舗(近畿、中四国、九州エリアのイオングループ店舗でも順次拡大予定)、展開品目はトマト、ほうれんそう、こまつな、きゅうり。

同社は2018年、アジアで初めてGOOD(適正な)、AGRICULTURAL(農業の)、PRACTICES(実践)を証明する国際基準の仕組み「GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)認証」を取得した農場で作られた農産物であることを示す「GLOBALG.A.P.Numberラベル」(略してGGNラベル)付きの商品を展開。これまでのGGNラベルは、食品安全、労働環境、環境保全に配慮した持続的な生産活動を実践するグローバルギャップ認証を取得していることが要件だった。

2021年以降の新GGNラベルは、グローバルギャップ認証を取得した農場で作られていることに加えて、労働者福祉とサプライチェーンの透明性についても、責任ある条件下で生産する農場であると第三者機関によって証明されていることが要件として求められている。

今回、イオン直営農場の運営および農産物の生産委託に取り組むイオンアグリ創造が2022年度の審査においてGRASP(グローバルギャップ社会的実践のリスク評価)でフルスコアを獲得し、イオンが日本国内で初めて新GGNラベルを付けた商品の展開を開始した。これまでのGGNラベル同様、認証番号を入力することで、世界のどこで誰が作ったものかを知ることができる。

同社は、今後も自然資源の持続可能性と事業活動の継続的発展の両立を目指し、自然・生態系・社会と調和のとれた持続可能な農産物の調達に努めていく。

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