物語コーポレーション/連続休暇の取得支援で総額1億2000万円支給
2023年06月22日 14:10 / 経営
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物語コーポレーションは6月20日、「レインボー休暇制度推進支援金」を対象者に向けて支給した。通算4回目の支給で、対象者は全社員および役職を持つパートナー(パートタイマ―)。支給額は役職によって異なり、総額は約1億2000万円となる。
同社は2015年1月から、3日の指定休日と4日の公休を合わせて7日間の連続休暇を取得できる制度「レインボー休暇」を設けている。一般的に店舗で働く店長や従業員は、シフト状況などにより長期休暇取得に対するハードルが高い傾向がある。一方で、物語コーポレーションは自己実現を目指すことを意味する経営理念「Smile&Sexy」を掲げ、それぞれが豊かで幸せな「自分物語」を歩むことを応援している。
休暇制度は、公私ともに充実し、イキイキとした魅力溢れる「個」の成長を目的に、海外旅行等長期休暇ならではの体験を推奨しており、これまでの取得率は97%となっている。実際に取得した社員の過ごし方は、国内・海外への一人旅や帰省、両親または家族との国内旅行等が挙げられ、非日常体験による充足感やリフレッシュの機会などの効果をもたらしている。今回、生活に関わるさまざまな費用が上昇し、余暇にかける費用においても抑制傾向がみられる昨今においても、充実した休暇を取得してほしいとの想いから、支援金の支給を決定した。
また、7月から、「レインボー休暇」を年間で2回取得可能な新制度「ダブルレインボー休暇」を設置する。年間の指定休日を従来の3日から6日に増加し、公休を組み合わせることで、7日間連続休暇を2回もしくは14日間連続休暇を1回の取得が可能となる。対象者は全社員となり、海外旅行等新たな文化や価値観に触れる体験や、家族との時間、自己実現に充てることを推奨している。
引き続き全ての「『個』のチカラの活性化」を実現することで、「選ばれるブランド・会社づくり」と「持続可能でイキイキとした社会づくりへの貢献」を目指す。
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