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そごう・西武労働組合／スト権を確立、経営陣との協議を継続

2023年07月26日 11:07 ／ 経営

そごう・西武労働組合は7月25日、ストライキの開始に関する全員投票を行い、組合員の投票総数のうち93.9％がスト権の確立に賛成したと発表した。

そごう・西武

そごう・西武労働組合は「組合員の投票総数のうち93.9％がスト権の確立に賛成したことで、強い交渉力を得たと考えている。今後、団体交渉の場で、セブン＆アイホールディングス、そごう・西武の経営陣との協議を続けていく」とコメントした。

具体的な協議の日程などは、現段階では未定だという。

セブン＆アイ・ホールディングスのそごう・西武の売却交渉において、雇用の維持などに関し、組合員などから不安視されていた。

4月6日の2023年2月期決算説明会で、井阪隆一社長は「そごう・西武の売却については、雇用の可能な限りの継続を、私どもも当初から交渉先（Fortress Investment Group LLCの関連事業体で特別目的会社である杉合同会社）にお話している」としていた。

株式譲渡とそごう・西武の異動交渉について、当初2月1日を予定していたが3月に延期。さらに、実行が難しくなったため、再延期し、異動時期は未定となっている。

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