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イオン/DCMの株式を追加取得

2023年11月15日 15:40 / 経営

イオンは11月15日、DCM ホールディングスがケーヨーを公開買い付けにより完全子会社化することを受け、公開買い付けにイオンが保有するケーヨー株式を応募し、DCMHD株式を追加取得すると発表した。

取得し得る株式の総額は46億1708万円。

イオン

イオンは、1992年1月、石黒ホーマ(現:DCM)・ケーヨーとの3資本業務提携の覚書を締結。「ゆるやかな連帯の時代」の潮流に沿い、各社の持てる力を結集して「お客様主権」の実現を目指すべく、業務提携・資本提携を推進することに合意していた。

以来、3社は、それぞれの自主的な経営を尊重しながら、提携関係を推進してきた。

ホームセンター業界は、物価上昇、少子化による市場規模の縮小など急速な環境変化にさらされており、こうした変化への対応の一環として、DCMHDによるケーヨーの完全子会社化が9月29日発表されている。

イオンは、同様の環境認識の下、従前のDCM・ケーヨーと同社グループとの提携関係を引き続き堅持するため、公開買い付けに応募し、ケーヨー株式売却代金と同額のDCMHDの株式を取得するという。

2023年2月末現在、イオンのDCMHD持ち株数は587万6000株(持株比率4.10%)。

DCMHDによる公開買い付けは11月14日終了しており、ケーヨーは11月20日付で、DCMHDの連結子会社となる予定だ。

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