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青山商事/CO2排出量を可視化「カーボンフットプリント」導入

2023年12月21日 13:38 / 経営

青山商事は12月22日、CO2排出量を可視化する「カーボンフットプリント」について、「洋服の青山」店頭での掲示を開始する。

<「カーボンフットプリント」導入>
「カーボンフットプリント」導入

対象商品は、累計販売枚数が1400万枚を超え、シリーズ商品として同社史上最も売れている「ノンアイロンマックスシャツ」。日清紡テキスタイルと共同で実施する。

第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)では、およそ10年間で化石燃料からの脱却、再エネの容量を3倍に拡大などについて合意された。また、環境負荷をかけない商品への消費者意識が高まる中、カーボンフットプリントを導入し、排出量削減に向けた取り組みを推進する。

カーボンフットプリントは、商品やサービスのライフサイクル原材料調達→製造→流通→使用・維持管理→廃棄・リサイクル 全体の中で、どの過程で温室効果ガスを多く排出しているかを探り、CO2排出量を可視化する取り組み。

ノンアイロンマックスシャツのライフサイクルで排出する温室効果ガスは、1枚当たりメンズ向けシャツで9.66㎏-CO2eq、レディス向けシャツで8.72㎏-CO2eq(CO2eqは温室効果ガス排出量に地球温暖化係数を用いてCO2排出量に換算した値)。

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