イオンリテール/衣料品の分別回収を約290店舗で実施

2024年05月22日 10:50 / 経営

イオンリテールは6月の環境月間に合わせ5月24日~6月9日、関東・北陸信越・東海・近畿・中四国の「イオン」「イオンスタイル」約290店舗の衣料品売場に回収ボックスを設置し、不要になったトップス、ボトムス、アウターなどの衣料品をポリエステル100%、綿100%、その他の3つに生活者自身に分けてもらう分別回収を実施する。

この取り組みは、昨年同様に繊維専門商社のチクマと連携し、回収した衣料品はチクマにより衣料品や新たな資源として生まれ変わる。チクマは北九州市と関連会社のエヌ・シー・エスと官民共同による「古着回収リサイクル事業」を展開している。回収した衣料は、自動車内装材料や繊維原料に戻されたり、新たな製品に生まれ変わる。また服を通じて環境問題を考える「服育」活動によるサステナブルへの取り組みを行っている。

<衣料品を分別回収>

サステナブルな循環型社会に貢献する取り組みの一環として、2003年からお客とともに衣料品の回収に取り組んでいる。昨年10月は12日間で約6トンの衣料品を回収し、リサイクル・リユースを実施した。今年は昨年よりも回収期間を5日間増やし、イオンで購入した商品に限らず、顧客の不要な衣料品を回収することで、さらなる環境負荷低減を推進する。回収した衣服は素材によってさまざまなものにリサイクルされ、再び繊維原料に戻したり、自動車内装材料に生まれ変わったりする。

コート・ジャージ・水着・ダウン・ニット(セーター・カーディガンなど)・ベルト・肌着・着物・帯・鞄・靴・タオル・ハンカチ・皮革製品・ビニール類・ナイロン類・濡れているものは回収対象外となる。

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