トッパン/大阪で廃材利用の動物彫刻等、自主企画展開催
2024年08月16日 13:11 / 経営
TOPPANは9月6日~26日、大阪・梅田の「PLAT UMEKITA」で、自主企画展「アップサイクル・アニマルズ」を開催する。
「アップサイクル」をテーマに、ダンボール、木材、日用品などの廃材を活用して制作された動物彫刻、楽器類やコンポスター(堆肥製造機)を組み合わせて動物園に見立てた体験型インスタレーションと、期間中に開催される様々なワークショップを実施する。
一人ひとりのクリエイティブなアイデアや、ほんの小さなアクションがモノに新たな価値を与えていく。そしてそれが動物の住む環境や世界全体の資源循環に大きく影響することを、大人も子供も遊びながら実感できる企画展を展開する。
体験型インスタレーションの展示では、ダンボールでできた大小様々な動物の彫刻や、色々な廃棄素材から作られた楽器類を会場に散りばめた。それらは堆肥を作る手回しコンポスターの動力をもとに、動いたり、光ったり、音を奏でることができる。展示を通してアップサイクルを楽しく体験できる。
また、コンポストを起点とした場づくりプロジェクト「FARM SPOT」を実施。企画から、導入、空間デザイン、堆肥づくりのオペレーション、コンポストを起点としたコンテンツづくり、コミュニティづくりまでトータルにサポートする。今回の企画ではプロジェクトメンバーでもあるツバメアーキテクツ設計のポップな移動型コンポスターで参加する。
さらに、身近な廃材や日用品を用いて「アップサイクル」を体験する様々なワークショップを、企画展開催中の土曜日と日曜日に開催し、大人も子供も楽しみながらアップサイクルを日常に取り入れるきっかけをつくる。
そのほか、「PLAT UMEKITA」では、エシカル、サステナブル、ウェルビーイングなど、新しい時代の価値観を日常に楽しく取り入れたり、生活者や企業の共創を生み出すプログラムを継続的に実施する。今回の企画展開催中には、2つのローンチイベント「うめきたエシカル100人カイギ」、「都市を‘アップサイクル’しよう。 Umekita Urban Upcyclers キックオフイベント~ サステナビリティとクリエイティビティがうめきたで出会ったら?~」を開催する。
体験型共創プラットフォーム”「PLAT UMEKITA」は、TOPPANが、CINRA, Inc.、ハーチ、事業構想大学院大学と協働し、エシカル、サステナブル、ウェルビーイングなど新しい時代の価値観を楽しい体験に変換して提供する施設。
企画展は、「PLAT UMEKITA」が、自主企画展として今後定期的に開催する「あたらしい価値観を楽しい体験に変換する=エシカルテインメント」の第一弾。
エシカルテインメント=ETHICAL(倫理的な)とENTERTAINMENT(娯楽)を掛け合わせたTOPPANによる造語。企業の活動や製品・サービスのエシカルな概念と、楽しい体験を掛け合わせてデザインし、様々な方法で生活者を巻き込みながら編集・情報発信することを意味する。
三菱地所を代表企業とするグラングリーン大阪開発事業者JV9社が公民連携の上、大阪・梅田に開発中である約45,000m2の都市公園”うめきた公園”内で運営する情報発信棟となっている。
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