マルキョウ/日本学生支援機構のソーシャルボンドに投資、奨学金の財源に

2024年09月09日 10:52 / 経営

マルキョウはこのほど、日本学生支援機構が発行するソーシャルボンド(第76回日本学生支援債券)への投資を決定した。

マルキョウ

同債券は、9月9日発行。年限は2年で、発行額は300億円。調達資金は、同機構が担う奨学金事業の内、貸与奨学金の財源として活用されるという。

「ソーシャルボンド」は、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG投資の対象となる。

同債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則に適合する旨、世界的なESG評価機関であるムーディーズESGソリューションズからセカンドオピニオンを取得しており、「ソーシャルボンド」として発行される。

同社は、奨学金を返還している社員の経済的・精神的負担を軽くし、安心して働けるよう、奨学金返還支援制度の運用を2020年4月以降入社の新卒正社員より開始。2024年度より制度内容を拡充し、月2万円を上限とし、最長10年、計最大240万円まで支援している。

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