ワークマン女子/路面FC店を年40店舗オープンへ、7年後400店舗目指す
2024年12月10日 17:21 / 経営
ワークマンは12月10日、「#ワークマン女子」の路面FC店を来期から年間40店舗出店し、7年後に計400店舗(直営店を含む)を目指すと発表した。
同社は現在、ワークマン322店舗、WORKMAN Pro10店、WORKMAN Plus611店舗、#ワークマン女子店79店舗、WORKMAN PlusⅡ14店舗の計1036店舗を展開している。
このうち#ワークマン女子のショッピングセンター建屋内の直営店は現在41店舗あり、路面FC店は今秋オープンした11店を加えて38店となった。今秋オープンした店舗は、いずれも全店舗と比較して盛況だったという。
今秋の出店により、行政人口が4~6万人の市でも同社既存店と#ワークマン女子店の2つが共存できることが判明。#ワークマン女子店は25年秋に、専売製品比率を6割強にするため、既存店とさらに共存しやすくなると見込んでいる。
これらの結果を受け、#ワークマン女子店の出店の重点は、従来の都市部SC建屋内の直営店舗から、地方路面FC店へと移行する。「地方」「路面店」「FC運営」というワークマン本来の強みを活かしたい考え。
2025年春には、21店舗を出店することが決まった。秋に19店舗(5店交渉中)オープンし、2025年の出店は合計40店となる計画。
また、#ワークマン女子路面店の売上は、同社既存店平均1億7500万円を上回る2億1000万円を目指す。
一方、SC内店舗は2025年に関西・東北エリアへ出店する。今後ロードサイド出店にシフトするが、売上5億円を見込める旗艦店クラスのSC内店舗は出店を継続する方針だ。
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