サッポロHD/恵比寿ガーデンプレイス・サッポロファクトリーなど不動産事業売却

2025年12月24日 16:00 / 経営

サッポロホールディングスは12月24日、完全子会社のサッポロ不動産開発を投資ファンドのKKRなどに売却すると発表した。

サッポロホールディングスのロゴマーク

サッポロ不動産開発は東京・恵比寿の「恵比寿ガーデンプレイス」や札幌の「サッポロファクトリー」といった商業施設の運営をはじめ、サッポログループの不動産事業を統括している。

2026年6月1日に、KKRとPAGの両ファンドが共同出資する「SPARK」に対してサッポロ不動産開発株式のうち議決権ベースで51%を売却。2029年6月1日時点で保有する議決権のすべてを売却する予定。

取引価格は、サッポロ不動産開発の借入金なども含めた企業価値ベースで4770億円。サッポロHDでは得られる資金を主力の酒類事業の成長に投資していく。

SPARK社はサッポロ不動産開発の自主性を尊重しつつ、事業基盤の強化や不動産開発、営業活動などでサポートしていくという。

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