ジュピターコーヒー/民事再生法の適用申請、負債60億円

2026年01月07日 13:20 / 経営

帝国データバンクによると、ジュピターコーヒー(東京都文京区、資本金5000万円)は、1月5日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、保全処分および監督命令を受けた。

同社は、1971年5月創業、1979年8月に法人改組された。

「ジュピター」の店舗名でコーヒー豆を主力に輸入食品・菓子・調理済み食品・酒類などを販売。リーズナブルな価格設定で顧客を獲得してきた。

新型コロナ感染拡大時にも積極的な出店を行い、北海道から九州まで全国に約90店舗を展開。2022年7月期には売上高約104億7300万円を計上していた。

しかし、新規出店に伴い借入金が増加したほか、家賃負担や従業員給与などの負担が収益低下を招いて資金繰りがひっ迫した。

対応として不採算店舗のスクラップを進めることで、2024年7月期の売上高は約99億4400万円に減少した。

また、コーヒー豆相場や食品価格の高騰による顧客離れが発生し、資金繰りが悪化するなかで、決算内容に疑義が生じていたことが判明したという。

金融債務のリスケジュールなどで立て直しを進めていたものの奏功せず、民事再生法による再建を図ることとなった。

負債は、債権者約320人に対し約60億円。

なお、三井住友銀行から約10億円のDIPファイナンスを受け、ネクスト・キャピタル・パートナーズがスポンサー支援を行う方針。

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