高島屋、全日空商事、ホテル新羅は6月1日、合弁会社「A&S高島屋デューティーフリー」を設立した。
資本金は9月8000万円で、出資比率は高島屋60%、全日空商事20%、ホテル新羅20%で、2017年春に高島屋新宿店11階に「空港型免税店」を出店する。
店舗面積は約2800m2、ラグジュアリーブランド、化粧品、時計、宝飾品、雑貨、家電製品、酒、たばこなどを販売する予定。初年度売上目標は150億円。
高島屋の小売業でつちかった信用力と販売力を背景とした商品調達や売場編集ノウハウ、全日空商事の既存空港型免税事業ノウハウ、ホテル新羅の韓国ほか海外での空港型免税事業ノウハウや集客・誘致力など、各社が持つ強みを最大限に発揮した事業スキームを構築し、百貨店と空港型免税店が一体となった、魅力ある店舗づくりを目指す。
東京に次ぐ、インバウンドの主要拠点である大阪地区への出店についても、検討を進める。
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