三井不動産/横浜・馬車道に58階建て複合施設、2020年開業

2016年11月02日 20:10 / トピックス商品店舗

三井不動産レジデンシャルと丸紅は11月1日、横浜・馬車道に2020年に「(仮称)馬車道駅直結 横浜北仲タワープロジェクト」を開業すると発表した。

<施設イメージ>
施設イメージ

同日、横浜市中区で推進中の大規模開発事業「北仲通北再開発等促進地区地区計画」(約7.5ha)の中心に位置する超高層ミクストユースタワーの建設に着手した。

地下1階、地上58階建ての施設で、1100戸超の分譲住宅を中心に、宿泊施設、商業施設、文化施設などからなる、横浜市最高層・最大規模のミクストユースタワーを建設する。

<計画地>
計画地

低層階の1、2階には、延床面積約6000m2の商業・文化ゾーンを展開。スーパーマーケットのほか、マンション居住者や近隣住民の生活利便を高め暮らしを豊かにするライフスタイル提案型のカフェやレストランが出店し、北仲通地区の賑わい創造の一翼を担う。

5階から58階(46~51階を除く)は、総戸数1100戸超の分譲マンションとなり、みなとみらいを借景とする眺望とインナーハーバーをはるか彼方まで見渡せる絶好のロケーションでの暮らしを実現する。

46階には地上約150mの高さから美しい横浜都心臨海部を360度見渡せる展望フロア(面積:約880m2)を設置。1階から直通の高速エレベーターが利用可能で、みなとみらいやベイブリッジの景観が楽しめる。

46階から51階には、サービス付き長期・短期滞在型宿泊施設である「オークウッド」が横浜エリアに初出店する。

建物基壇部には、日本の産業黎明期の生糸輸出拠点となった倉庫群の復元を行い、横浜市認定の歴史的建造物である「旧横浜生糸検査所付属生糸絹物専用B号倉庫およびC号倉庫(倉庫棟)」の保全を行う。

関内地区の歴史ある街並みを取り込みつつ、商業施設や文化施設を回遊することができるデッキをみなとみらい側に設置し、水辺の潤いを感じながらみなとみらいの都市景観を楽しめる横浜の新たな名所を創出する。

施設概要
所在地:神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2他(地番)
用途地域:商業地域
構造・規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上58階建、地下1階建
敷地面積:13,135.37m2
建築面積:8,760.12m2
延床面積:168,225.33m2
総戸数:1,100戸超
建物竣工予定時期:2020年2月

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