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クオール/SMSを活用した薬の副作用情報配信開始

2017年03月24日 12:00 / トピックス

クオールは3月23日、副作用など医療用医薬品に関する使用上の注意改訂が行われた際、その内容をいち早く薬局利用者へ届けるため、携帯電話やスマートフォンで受信するショートメッセージサービス(SMS)を活用して配信するサービスを開始した。

医療用医薬品に関する使用上の注意改定は、厚生労働省医薬・生活衛生局が監修し、日本製薬団体連合会が発行する医薬品安全対策情報(Drug Safety Update:DSU)によって医療従事者向けに情報発信されている。

クオールは、該当する医薬品を服用し事前に同意を得た患者さまに対して、そのDSUを整理・要約し、専門用語から一般用語に置き換えたうえで、わかりやすい内容で配信するサービスを開始した。

SMS配信自体は無料で提供しているが、調剤報酬が加算されるケースもある。

服用している患者さまにとっては、早い段階で新たな副作用など注意事項に気づくことにつながる。

配信後のフォローによって、薬剤師は患者の身体の変化を早期に発見、処方医との連携によって早期対処につなげることが可能となる。

SMS配信は、電話同様の即時性、繋がりやすさ、メール配信に比べ開封率が高いなど、実用性が高い点が特徴という。

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