サントリー/九州熊本工場の清涼飲料生産設備復旧・増強
2016年11月15日 15:05 / 経営
サントリー食品インターナショナルは、同社が清涼飲料の製造を委託しているサントリー九州熊本工場(熊本県上益城郡嘉島町)における清涼飲料の生産設備の復旧を行い、缶商品は2017年3月の製造開始、ペットボトル商品については生産設備の増強を行い、同年5月の製造開始を目指している。
サントリー九州熊本工場は、今年4月の震災以来生産設備の損壊に伴う操業停止が続いており、一日も早い製造再開を目指して取り組んできた。今回、清涼飲料生産設備は缶ラインを1ライン復旧、常温無菌充填ラインを1ライン増強する。年間生産能力は、約1600万ケース(缶・ペットボトル合計)となる。
復旧および増強により、伸長を続ける同社の清涼飲料事業において、「阿蘇の天然水」、「伊右衛門」などをはじめとした清涼飲料の中期的な安定供給を図り、九州エリアでの更なる成長を目指していく。
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