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婦人・子ども服/11月の既存店売上、しまむら11.0%減

2017年12月25日 17:18 / 月次

婦人・子ども服4社の11月度の営業概況によると、既存店売上はアダストリアが1.2%増、ハニーズ1.3%増とプラスを確保したものの、ファッションセンターしまむら11.0%減、西松屋チェーン9.5%減となった。

■しまむら(2017年2月期:売上高5654億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)11.0%減、客数5.5%減、客単価4.1%減。

全店売上9.3%減。

11月度は出店5店、閉店1店で店舗数1387店。

■アダストリア(2017年2月期:2036億円)
<アダストリア店舗イメージ>
アダストリア店舗イメージ

既存店売上1.2%増、客数3.9%増、客単価2.6%減。

全店売上4.3%増、客数7.4%増、客単価2.9%減。

11月は下旬にかけて全国的に気温が低下し、冬物商品の売上が伸長した結果、全店売上高前年比は104.3%、既存店前年比は101.2%となった。

ブランド別ではニコアンド、スタディオクリップ、レピピアルマリオ、バビロンが好調。

アイテム別では、冬物アウター、厚手のニット類、クリスマス関連雑貨、ストール類などが人気だった。

出店6店舗、退店2店舗で、月末店舗数は合計1317店。

■西松屋チェーン(20日締、2017年2月期:売上高1362億円)
既存店売上9.5%減、客数8.2%減、客単価1.4%減。

全店売上5.9%減、客数4.5%減、客単価1.5%減。

出店は5店、閉店なしで11月度末の店舗数は937店舗。

11月度の前半において、台風の影響や、昨年と比べ気温が高めに推移したことなどから、売上高は苦戦。

月度の後半において、気温の低下にともない、子供衣料の冬物商品を中心に売上高が大きく伸長したが、11月の既存店売上高は前年を下回る結果となった。

■ハニーズ(2017年5月期:545億円)
既存店売上1.3%増、客数0.3%増、客単価0.9%増。

全店売上3.3%増、客数2.3%増、客単価1.0%増。

11月は、中旬以降に気温が低くなり、コートを中心とした冬物が活発に動いたことで、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ジャケット、ニット、パンツが売れ筋だった。

出店8店、退店4店、月末合計店舗数867店。

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