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婦人・子ども服/2月の既存店売上しまむら、TSI、西松屋減

2019年03月14日 12:50 / 月次

婦人・子ども服6社の2月度の営業概況によると、既存店売上は、ファッションセンターしまむら3.0%減、TSIHD1.7%減、西松屋チェーン1.7%減と3社が前年同月を下回った。

一方、ワールド1.0%増、アダストリア14.8%増、ハニーズ21.3%増と前年実績を上回った。

<しまむら店舗イメージ>
しまむら

■しまむら(2018年2月期:売上高5651億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)3.0%減、客数1.6%減、客単価1.3%減。

全店売上0.3%減。2月末現在店舗数1428店。

2月度は、スカートやワンピース、ショート丈のニットカーディガンなどのトレンドアイテムが好調だった。

一方、昨年に比べて営業日と休日が1日ずつ少なかったことで、売上は前年実績を下回った。

2018年度の売上高は、しまむら(国内合計)で前年同期比3.3%減となり、また、シャンブルが0.8%増となった。

■ワールド(2019年3月期:売上高2490億円見込み)
店舗既存店売上1.0%増、Eコマース28.4%増。

国内全店売上0.2%増、国内小売売上計3.2%増。

2月末店舗数は、出店5、退店8店で2371店。

2月上旬は気温が北日本中心に低下したことから、冬物最終セールが順調に推移した。

また、中旬以降は気温が全般的に高めに推移したほか、降雪も例年より少なく、ワンピースやパンツの中衣料をはじめとして、ジャケットやシャツといった春物商品が順調に売上を伸ばした。

売上は百貨店やSCなどチャネルを問わずに順調に推移したが、とりわけ、ブランド別ではAGバイアクアガール、デッサン、インディヴィ、アダバットが大きく貢献した。

■アダストリア(2018年2月期:2227億円)
既存店売上14.8%増、客数8.6%増、客単価5.7%増。

全店売13.5%増、客数7.5%増、客単価5.5%増。

出店1、退店14で、2月度末の店舗数は1262店。

■TSIホールディングス(2018年2月期:売上高1554億円)
既存店小売1.7%減、オンラインショップ22.1%増、計4.7%増
全店小売7.0%増、オンラインショップ26.1%増、計11.9%増

■西松屋チェーン(20日締、2018年2月期:売上高1373億円)
既存店売上高1.7%減、客数1.7%増、客単価3.3%減。

全店売上3.2%増、客数7.5%増、客単価4.1%減。

出退店0で、2月度末の店舗数は1004店舗。

2月は、冬物クリアランスセールを実施したことで来店客数が伸び、子供衣料の売上高が好調に推移した。

■ハニーズ(2017年5月期:545億円)
既存店売上高21.3%増、客数23.3%増、客単価1.6%減。

直営店売上高21.8%増、客数23.7%増、客単価1.6%減。

出店2、退店6、2月末店舗数864店。

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