紀ノ国屋/吉祥寺店にフィットネスを併設、「食と運動」を提案
2018年01月12日 15:45 / 店舗レポート
JR東日本グループの紀ノ國屋とジェイアール東日本スポーツは1月15日、東京・吉祥寺の「紀ノ国屋吉祥寺店」2階に「ジェクサー・ライトジム吉祥寺店」をオープンする。
JR東日本のグループ会社がコラボレーションすることで、お客の関心が高い「健康」について、食と運動の両面からサポートする取り組み。
紀ノ国屋吉祥寺店は、井の頭通りに面した路面店で、吉祥寺駅から徒歩約10分の立地にある。フィットネスクラブのジェクサーを運営するジェイアール東日本スポーツが駅から離れた場所に出店するのは、初めての取り組みとなる。
紀ノ国屋吉祥寺店には、60代を中心としたシニア層が多く来店している。一方で、ジェクサーは幅広い年代の利用者がいる。
両社の主要顧客が異なることから、併設出店することで、新たな顧客を開拓したいという。
昨年12月から、ジェクサー・ライトジムの会員募集を開始しており、すでに100人を超える会員を獲得している。
駅に隣接している店舗とは異なり、夫婦や家族で入会する人が多いのが特徴で、40代~50代を中心に会員を増やしている。60代の会員の構成比も高いという。
倉庫として利用していた2階を改装し、施設面積233.14m2に、トレーニングジム、ドレッシングルーム、シャワーを設置した。
ジェクサー・ライトジムは、小型店舗で、普段あまり運動をしない人でも簡単にできるトレーニングを提案する。
ストレッチ、ランニング、ウォーキング、フリーウエイトなどを、自分のペースで楽しむことができる。
5時から26時まで、長時間営業することで、お客のライフスタイルに合わせて、好きな時間に気軽に利用できる工夫をした。
11時~20時までは、スタッフが常駐し、運動についてスタッフからアドバイスを受けることもできる。
紀ノ国屋とは別に、ジム専用の入口を設けることで、併設出店でありながら店舗運営を分離している。
ジムは、完全会員制で運営し、月会費はレギュラー税別5500円、未就学児童がいるママは3500円とした。
既存のジェクサーの利用者の男女比率は、男性70~80%、女性20~30%程度だが、吉祥寺店では、スーパーマーケットに来店する女性客の取り組みを図り、女性比率を40%程度に高めたいという。
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