渋谷/高知の化粧品卸、事業停止で負債1億7300万円
2018年03月20日 10:00 / トピックス
帝国データバンクによると、渋谷(高知県高知市)は、3月15日までに事業を停止し、法的手続きの準備に入った。
同社は、1986年1月に設立された化粧品卸売業者。
高知県内全域および愛媛県の一部を商圏とし、ヘアカラーの卸業務を主として、化粧品や美容材料、美容器具等の卸業務も行っていた。なお、2015年7月期には売上高約1億4300万円を計上していた。
しかし、2015年12月に主力営業スタッフが1名退職したため、他スタッフによる商圏カバーを行った結果、営業効率が低下し、2017年7月期の年売上高は約9400万円にまで減少していた。
そのため、資金繰りの悪化から2017年1月よりリスケを実施していた。こうしたなか、2017年8月に代表が倒れ長期休養に入り、以降も業容の改善には至らず、今回の事態となった。
2017年7月期末時点の負債は約1億7300万円。
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