JR西日本/3月期の流通業は2.4%増の2455億円
2019年05月14日 10:40 / 決算
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JR西日本が発表した2019年3月期決算によると、流通業の営業収益は2455億円(前年同期比2.4%増)、営業利益61億円(15.8%減)となった。
営業収益の内訳は、物販・飲食1700億円(5.2%増)、百貨店671億円(4.3%減)。営業収益の内訳は、物販・飲食49億円(18.8%減)、百貨店10億円(3.6%増)だった。
流通業は、直営業態の運営力を強化し、駅ナカの利便性向上を図るとともに、駅ソトへの展開も推進し、競争力のあるブランドの確立に向けて取り組んだ。
セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)との提携店舗の新規出店拡大を推進するとともに、既存店舗の収益性向上に取り組んだ。
百貨店では、訪日観光需要の獲得等に取り組むとともに、さらなる魅力向上のため、ジェイアール京都伊勢丹では開業以来最大規模となるリニューアル工事を進め、地下1階食品フロアの増床に取り組組んだ。
流通業セグメントに区分される宿泊特化型ホテルについては、「ヴィアイン新大阪正面口」(昨年7月)、「ヴィアイン名古屋駅前椿町」(同8月)、「ヴィアイン飯田橋後楽園」(同9月)を開業した。
SEJ提携店舗をはじめとする物販・飲食業の売上げが堅調に推移し、営業収益は増収となったが、ヴィアイン3店舗の新規開業に伴う費用などにより減益となった。
不動産事業の内、ショッピングセンターの営業収益は615億円(3.3%増)、営業収益96億円(10.6%増)だった。
2018年4月には、「LUCUA osaka」地下2階に新しい食のエリア「LUCUA FOOD HALL」を開業し、一昨年からの地下階リニューアルが完了した。
同9月には広島駅の商業施設「ekie(エキエ)」第3期を開業した。同11月には岸辺駅北側に北大阪健康医療都市(健都)の中核となる複合施設として「VIERRA岸辺健都」を開業した。
次期は、流通業の営業収益2377億円(3.2%減)、営業利益64億円(4.2%増)、ショッピングセンターの営業収益624億円(1.3%増)、営業利益82億円(15.0%減)の見通し。
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