ニトリ/「リンクス梅田」に大型店、アプリ機能・インテリア相談強化
2019年11月15日 16:30 / 店舗
ニトリは11月16日、大阪駅北口「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設「リンクス梅田」に「ニトリ リンクス梅田店」をオープンする。11月13日マスコミ内覧会を開催した。
「リンクス梅田」は、ファッションや食・サービスなど、様々な店舗が約200店舗出店。年間約5000万人の圧倒的集客力・コンテンツ力を誇るヨドバシカメラマルチメディア梅田(地下2階~5階、面積3万5600m2)と全フロアでつながっている商業施設(売場面積9万m2)となる。
須藤文弘副社長は、「この店は、関西初の都心型店。車生活でないので、郊外のニトリには来られなかったお客を取り込みたい。約2600m2の大型店で、梅田エリアの特性に合わせ、中~上クラスの商品をそろえた。当社の主要顧客は30~50代だが、10代後半、20代も意識した店づくりをした」。
「ヨドバシカメラの家電と当社の家具・雑貨はともに部屋作りに欠かせないもので、一緒に出店している京都、吉祥寺の店は相乗効果で大変売上が好調だ。リンクス梅田店を、売上全国トップの新宿店をしのぐ店に育てたい」と説明した。
コーディネートを意識した商品を中心とする品揃えで、家具4割、ホームファッション(雑貨など)6割の構成。ジョイントカーテンなど新商品もふんだんに取り入れた。
ニトリ最新の取り組みを反映した、プレゼンテーション重視の売場となっている。西日本で初めて、インテリアの専門アドバイザーが3Dシミュレーターを使ってお客の自宅のトータルコーディネートを提案するインテリア相談サービスを実施する。
同サービスは、簡単な図面、部屋の寸法をもとに、3Dシミュレーターを使って、2000~3000点のニトリの商品を実際に部屋に置いたかのようなイメージ図を作成。シミュレーションに使用した家具、雑貨は、実際に売場にコーディネーターとともに見てから購入することで、よりリアルな買物体験ができる。インテリア相談サービスは、ホームページで予約可能、所要時間は約2時間となる。
先行導入した関東の3店舗では、20~30代のカップル、ファミリーの利用が多く、常に予約がいっぱいだという。
また、ニトリアプリ刷新に伴い、店舗とECを融合させ、ニトリアプリを使った業界初の新しい購買体験もできる。
スマートフォンで撮影した写真や SNS・雑誌に掲載された写真から、商品を検索できる「カメラ de サーチ」、探している商品が店内のどこにあるのかマップを表示する、「店内商品位置表示機能」などを追加した。
須藤副社長は、「アプリの刷新でより便利に、家で手ぶらで買物できるし、店で確認して家で買ったりもできる。オムニチャネルも店があってはじめて成立する。この店は、什器が低く、通路も広い。全体に奥まで見通せるゆったりとした作りで、買物がさらに楽しくなる店を目指す」としている。
ニトリグループの店舗としては595店舗目(国内で526店舗目、大阪府で38店舗目(ニトリ26店舗目、デコホーム8店舗、ニトリ EXPRESS4店舗))の出店となる。
■ニトリ リンクス梅田
所在地:大阪市北区大深町1-1
売場面積:約2644.62m2
営業時間:10時~21時
■ニトリネット インテリア相談予約ページ
https://www.nitori.co.jp/interior_soudan/
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