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御殿場アウトレット/飲食店の食品残渣を再生堆肥として場内緑化に利用

2021年09月06日 10:30 / 経営

三菱地所・サイモンは9月から、静岡県御殿場市の商業施設「御殿場プレミアム・アウトレット」で、施設の廃棄物リサイクルパートナーである加瀬興業を通じて、循環型社会の形成に貢献する食品リサイクルの取り組みを開始した。

<取り組みの概要>
取り組みの概要

今回、NTTビジネスソリューションズが提供する「地域食品資源循環ソリューション」を活用し、施設内で出た食品残渣から再生堆肥をつくることで、廃棄ごみを減らし、施設内において食品再生資源を使用する。

御殿場プレミアム・アウトレットの施設内に、3基の食品残渣発酵分解装置(コンポスト)を設置。対象飲食店8店舗から発生する食品残渣を回収し、微生物で生分解(一次発酵)し、リサイクルセンターにて堆肥化(二次、三次発酵)する。再生された堆肥は、御殿場プレミアム・アウトレットの「オハナテラス」をはじめとする場内緑化にかかる植栽の堆肥として利用する。

対象となる飲食店は、熱海おさかな食堂、エイティーンハーフステーキハウス、シェイクシャック、炭焼きレストランさわやか、田むら銀かつ亭、トラットリアターヴォラ、ファンファン飲茶、紅虎厨房の8店舗。

現在、同社は三菱地所グループの一員として、プレミアム・アウトレットの運営を通じて、環境や社会課題に貢献できるよう取り組んでいる。今回のパートナー会社を通じた取り組みも、サステナブルな社会の実現に向けたものと位置付けている。

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