神戸地裁/関西スーパーの保全異議の申し立て認めず、差し止め仮処分を維持
2021年11月26日 13:05 / 経営
関西スーパーマーケットは11月26日、神戸地方裁判所において、同社とエイチ・ツー・オー リテイリング グループのイズミ、阪急オアシスとの間の各株式交換を仮に差し止める旨の決定に対する保全異議の申し立てについて、同裁判所は11月22日にした仮処分決定を認可することを決定したと発表した。
オーケーが10月29日に開催された関西スーパーの臨時株主総会において、関西スーパーとH2Oグループとの経営統合に係る議案で、議決権行使結果に関わる集計の疑義が判明したとして司法の判断を仰いでいた。
11月22日、神戸地方裁判所より、関西スーパーマーケットとH2Oグループのイズミヤ、阪急オアシスとの間の各株式交換の差止めを求める仮処分の申し立てが認められた。
関西スーパーはその仮処分に対して保全異議の申し立てを行っており、今回の「異議申し立てについて当社の主張が認められなかったことは誠に遺憾であり、大阪高等裁判所に保全抗告の申し立てを行う予定」としている。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。