大丸松坂屋百貨店/参加者と未来の百貨店を創るコミュニティー開設
2021年12月20日 14:00 / 経営
大丸松坂屋百貨店は12月17日、運営する未来定番研究所が、コミュニティー運営を手がけるクオン(東京都港区)のオンラインコミュニティーモール「“絆”のコミュニティ」に、コミュニティー「いっしょに創ろう百貨店 by 大丸・松坂屋」を開設し、実証実験を開始したと発表した。
<「いっしょに創ろう百貨店 by 大丸・松坂屋」の画面イメージ>
「百貨店」や「買い物」について語り合えるコミュニティー。大丸松坂屋百貨店では、オンライン上で構築した企業コミュニティーで、コミュニティー参加者と対話を重ねることで強い結び付きを作り、顧客の百貨店に対する思いを拾い上げ活用し、リアルの百貨店の未来につなげる。
具体的には、参加者と百貨店のイメージや思い出、ショッピングや贈り物などについての対話を通じて、一緒に「これからの百貨店」を創ることを目指す。また、コロナ禍で人と人との対面の関わりが減り、顧客から直接の声を聞く機会が少ない状況が続く中で、コミュニティーを通じて、顧客の暮らしに百貨店がどのように関われるかを一緒に考えてもらうことも行う。
<未来定番研究所が事務所にする古民家(東京都台東区)>
コミュニティーを開設した未来定番研究所は、大丸松坂屋百貨店のリサーチ部門。「5年先の未来定番生活を提案する」というビジョンを推進するために発足した。現在は、東京都台東区の谷中にあるリノベーションされた築100年の歴史を持つ古民家を拠点に活動し、地域や人々とのコラボレーションをしながら、「未来の定番となるモノやコト」の発明に取り組んでいる。
■いっしょに創ろう百貨店 by 大丸・松坂屋
https://www.beach.jp/community/DMDEPART/index
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