キリン/独自素材「プラズマ乳酸菌」をコカ・コーラに提供合意
2022年09月13日 11:00 / 経営
キリンホールディングスは9月13日、独自素材「プラズマ乳酸菌」を日本コカ・コーラに提供することについて合意したと発表した。
<プラズマ乳酸菌>
「プラズマ乳酸菌」は、健康な人の免疫の維持をサポートする乳酸菌。免疫の司令塔pDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけることが世界で初めて論文で報告された。キリンホールディングス、小岩井乳業、協和発酵バイオが共同で研究を進め、国内外の大学・研究機関の協力のもと、これまで多数の論文・学会発表を行ってきた。
キリングループは、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」のもと、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」ことを目指している。その実現に向けて、 人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス事業」の育成を進めている。
2020年11月には、日本初の免疫機能の機能性表示食品「iMUSE」シリーズを発売し、「プラズマ乳酸菌」の働きで健康な人の免疫機能の維持をサポートする商品を展開。「プラズマ乳酸菌」関連商品の2022年1~6月の販売実績は前年比約5割増にも拡大した。グループ各社の展開に加え、外部パートナー企業を通じて「プラズマ乳酸菌」を配合した機能性表示食品の裾野は着実に広がっている。
一方のコカ・コーラは、免疫ケアを通じて、人々の前向きな日常生活をサポートすることを目指し、現在、「プラズマ乳酸菌」を採用した製品の企画と開発に取り組んでいる。すでに機能性表示食品の届出が複数受理されているという。
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