伊藤忠食品/4~9月増収増益、外食・GMS・SM取引が拡大
2022年10月31日 11:00 / 決算
伊藤忠食品が10月31日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高3260億200万円(前年同期比6.0%増)、営業利益34億1900万円(29.5%増)、経常利益41億1600万円(23.2%増)、親会社に帰属する当期利益28億7400万円(22.4%増)となった。
売上高は、緊急事態宣言およびまん延防止法等重点措置が実施されていた前年の巣ごもり需要の減退影響はあるものの、外食・業務用取引や一部のGMS・SM取引の拡大により増加した。
利益面は、取引拡大、採算改善努力により増益を計上した。
営業面では、レシピ動画サイト「DELISH KITCHEN」、広告により消費者の購買意欲を喚起する店頭サイネージの設置拡大や消費者目線での新しい売り場提案、冷凍食品ブランド「凍眠市場」の販路拡大などに取り組んでいる。
物流においては、2024年問題やコスト増加などの共通の課題解決に向けて業界全体で取り組み、サプライチェーン全体の効率化を図っている。
また、2022年5月に経済産業省が定めるDX認定事業者に認定され、ハイブリッド型展示会の開催、デジタル技術の活用も推進しているという。
通期は、売上高6300億円(2.8%増)、営業利益61億円(3.6%増)、経常利益73億円(0.4%増)、親会社に帰属する当期利益47億円(8.9%増)を見込んでいる。
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